はてな開拓史2013



最近、はてなBlog界隈の話をいくつか見かけました。
わたしははてな村の古参ではないけれど、たぶん外から見たらOHU(OLD Hatena USER)のなかに入るんでしょう。
なんだOHUて。


でもって、はてなBlogも使っているのだけれど、はてなBlog界隈というのもよく知らない。というかはてなBlogとはてなダイアリーの違いがよくわからない(調べろ)(だれか調べて)。


なので、自分の見ている範囲では
「遠方の開拓団(の人口密集地域)でなんか揉めてる」
みたいな感じ。
図にするとこう。





まぁ実際のはてなBlog界隈のなかでも、これと似たような構図というか距離感
(あー揉めてるのか?)
ブログ村? なにそれ?)
があるんでしょうけど。


しかしはてなダイアリーにもツイッター連携機能があるのに、Twitter見てると
はてなブログに投稿しました」
ばかり流れてるのはなんでだろう。
だれか調べてください。

最近の動き

現在アクティブなものは以下


このネタ↓
●Blogによくある、意味のないちょっと鬱陶しい画像を一発で消す方法
http://wetfootdog.hatenablog.com/entry/2013/08/17/213846
とかこっちでやればよかったかなぁってアップしたあとに思った。

ほぼ停止



あとここ(シナトラ千代子)も。

インタビューズで答えているプロのライターまとめ

インタビューズというサイトがあって、けっこう流行っているようです。
→ザ・インタビューズ - 聞かれるなら答えます ( http://theinterviews.jp/ )


で、ライターのかたたちがいろいろとインタビューに答えているようなので、まとめてみました。
インタビューズでは検索ができないので、
google:site:theinterviews.jp ライター
というふうにググったものです。「ライター」の部分を、自分の検索したいワードに変えれば探したいインタビューが探せるはず。


もし質問したい相手が登録していたら、どんどん質問しましょう。

質問する前には

  • 簡潔で、わかりやすいか
  • ほかの質問と重複してないか

あたりをチェックしておきましょう。
インタビューズは質問者が匿名あつかいなので「オウだれやおまえ」と言われたりする心配もありません。こういうサービスを早々とはじめたひとたちは飽きるのも早いかもしれないので、質問するなら今のうちでしょう。


以下はあくまで部分的な引用なので、気になったらリンク先の全文を読むことをおすすめします。

ライターになるには

でも、あれですよ。基本ライターにはなるもんではナシと思いますよ。特に昨今雑誌のですね、1pまるっと書いても一万円にナラなかったりしますからね。

「ライターとして食っていくための5カ条」を教えてください。 - 久保内信行インタビュー ( http://theinterviews.jp/tabloid/839659 )

ああ、転職したい

ITのライターは儲かりますか? - 田口こくまろインタビュー ( http://theinterviews.jp/tagkaz/28287 )

ライターになるには、まずは名刺を作って肩書きにライターと印刷することです。

サイエンスライターとはどうやったらなれるのですか - 森山和道インタビュー ( http://theinterviews.jp/moriyama/81158 )

うわーキタキタキタ−!
ライターになってから誰も聞いてくれなかったこの質問!
待ってた!あたしずっとこの質問待ってた!(;゚∀゚)=3ハァハァ
大の字ジャンプ!大の字ジャンプ!

どうやったらシナリオライターってのになれますか? - 桃野衿インタビュー ( http://theinterviews.jp/momoeri/14349 )

ほんとに書いて書いて書きまくること

将来ライターになりたいと思っている人に、文章力を鍛える以外に何をすればいいのかアドバイスをお願いします。 - アライユキコインタビュー ( http://theinterviews.jp/kaerubungei/1411951 )

ライターになったきっかけ

パッと作ったものをパッと見せてリアクションを得られるのが楽しかった。

フリーライター/編集のお仕事をされているということですが、この仕事を志すきっかけになった出来事と、いままで続けてきている理由を教えてください。 - 大山くまおインタビュー ( http://theinterviews.jp/oyamakumao/1282765 )

そしてその瞬間の快感は他では味わうことができません。

コピーライターになりたいと思ったキッカケを教えてください。 - meshijimaインタビュー ( http://theinterviews.jp/meshijima/52184 )

僕のメインの仕事は、このスクリプトを作り、最終的にOKを出す人間だと思ってます。そのため、シナリオライターかと言えば、ちょっと違うかもしれません。

質問させて頂きます。シナリオライターになった理由を教えて頂けますか? - 雪乃府 宏明インタビュー ( http://theinterviews.jp/yukinofu_1990/1381248 )

文章を書いて仕事がしたいと思ったのは、半村良さんにハマってから。

ライターとしてもっとも影響を受けた3人と、その理由をお教えください。 - 安田理央インタビュー ( http://theinterviews.jp/rioysd/10440 )

自分に才能があるのか、
適性があるかどうかもわからないまま
「とにかくなりたい」「書くことがすき」
という想いだけをエンジンに、
突っ走ってしまったんですよね。

コピーライターになろうと思ったきっかけを教えてください。 - kahoruインタビュー ( http://theinterviews.jp/kahoru/39233 )

数年が経ったころ、1通のメールが届いたんです。


「お前、俺の雑誌でレビューを書かないか?」と。

ライターを志したきっかけはなんですか? - 柿次郎インタビュー ( http://theinterviews.jp/kakijiro/55655 )

インターネット。

ライターになったきっかけを教えて下さい - 宗像明将インタビュー ( http://theinterviews.jp/munekata/25321 )

なぜに秘書、そしてコピーライター?
と自分では意外に思いましたが、
その時に初めて職業として意識しました。

コピーライターになった経緯を教えてください。 - Ecorudeインタビュー ( http://www.theinterviews.jp/ecorude/42607 )

ライターとは?

つらつら考えてみましたが、「ライターの魅力」とは自分にとっては、二つの点に収まりそうです。

ライターの魅力を色で例えるならば何色ですか? - 秋元秀樹インタビュー ( http://theinterviews.jp/akky_hirosaki/177702 )

そんなときに出番がくるのがライターです。要望に応えて的確に文章を書くのです。

ライターって具体的に何をするお仕事なのでしょうか? 知っているようで知らない、ライターのお仕事についてお教えください。 - むむインタビュー ( http://theinterviews.jp/mumu/38805 )

頭にテクニカルと付いているだけあって、技術的な情報を読者にわかりやすく伝えるための文章を書きます。これをテクニカルライティングと言います。

【教えてたかのさん!】テクニカルライターDTPオペというのは具体的にどんなことをしてるんですか?【インタビュー@aqua_eee】 - takanorzインタビュー ( http://theinterviews.jp/takanorz/99294 )

ライターあれこれ

一番意識するのは読者対象。

お仕事なさるときに、特に心がけていることがあれば教えてください。 - 加野瀬未友インタビュー ( http://theinterviews.jp/kanose/45506 )

実際、僕もライター業を始めた当初は、自主映画に凝っていたこともあって、こりゃあ本職の脚本家への近道かもしれないなあ、と思っていました。
でも、そうじゃないんですね。

今は特撮雑誌のライターとして活動されているようですが、最終的にはステップアップして脚本家という生き方をしたいと思われてるんでしょうか? - gigan_yamazakiインタビュー ( http://theinterviews.jp/gigan_yamazaki/74759 )

昨日締めきりだった原稿の件ですが、申し訳ございません! 現在鋭意執筆中でございます。現在3/4ほどの構成について確定(※1)させております。

ライター様に締め切りを守っていただくコツを教えてください。 - 久保内信行インタビュー ( http://theinterviews.jp/tabloid/1033042 )

自分が見ている範囲だけが世界なわけではないので、自分の見ている範囲で流行しているスラングだからといって安易に使わないようにしましょう。

ライターさんでいらっしゃるとのことですが、この職業に憧れる後輩たちに、メッセージをお願いします! - むむインタビュー ( http://theinterviews.jp/mumu/5085 )

著者の思考回路を読み取り、それを自分の中にコピーしたうえで文章化するというのがゴーストライターです。

ゴーストライターの立場でインタビューをするときに特別に注意する点はありましたか? - 松永英明@ことのはインタビュー ( http://theinterviews.jp/kotono8/76892 )

私のような既存のライターもそうですが、これからライターを目指そうという人は、既得権益を抱えた年寄り(つまり私のような)がデンと居座っているので、なおいっそう大変です。

音楽評論家、音楽ライターという職業に未来はあると思いますか? - 小野島 大インタビュー ( http://theinterviews.jp/daionojima/10625 )

強いていえば普通ですが、全然読んだことないです。

コラムライターさんは本を読むのはすきですか? - iriereggaemuzikインタビュー ( http://theinterviews.jp/iriereggaemuzik/8427 )

ある材料をまとめてコンテンツの形にして
誰かが見て楽しむ物にする、のが好きです。

「ライターとしての自分」と「編集者としての自分」は、どちらがより自分にとって適職だと思われますか? また、その理由も教えてください。 - Oo村インタビュー ( http://theinterviews.jp/tani67/20348 )

もうこの年になると、現在やっている分野をさらに掘り下げたいという気持ちの方が強くなりますね。

ライターとして新たな分野に挑戦したい気持ちはありますか? - 安田理央インタビュー ( http://theinterviews.jp/rioysd/291299 )

0点ですね。殴られても文句は言えません。

フリーランスライターとしての自分は、100点満点で何点ぐらいですか? 理由も含めて教えてください。 - 珠里 友インタビュー ( http://theinterviews.jp/tetyuhiro/6617 )

久保内信行氏のような仕事量はどうしたらこなせるようになるのか、というのはずっと考えています。

ライターとしてのライバル、意識してる人はいますか? - 有村悠インタビュー ( http://theinterviews.jp/y_arim/1363620 )

逆に言うと、その土地独特のネットワークに入りこめないと活動しにくかったとも言えるでしょう。

東北地方でライターとして活動することのメリット、デメリットを教えてください。 - 秋元秀樹インタビュー ( http://www.theinterviews.jp/akky_hirosaki/13472 )

ちなみにこの職に就くまで、学校で作文を褒められたことくらいはあるものの『物語』を文章で綴ったことはありませんでした。

マンガを描いていらしたそうですが、シナリオライターになろうと思ったきっかけがありましたら教えて下さい。 - うつろあくたインタビュー ( http://www.theinterviews.jp/utsuron/15018 )

公務員になりたいです。

本当はエロじゃなくておしゃれなライターとかになりたいのではないですか? - 加藤カジカインタビュー ( http://theinterviews.jp/nononpeiro/41595 )

一つだけ気をつけていることは、「人の椀に箸をつっこむようなまねをしない」ということです。

ライターとして自分の得意な分野を磨くことと、苦手な分野にチャレンジすること、どちらが大事でしょうか? - 杉江松恋インタビュー ( http://theinterviews.jp/sugiemckoy/13501 )

インタビューズの答え方

おまけ。

ザ・インタビューズに限って答えます。


1, 主語を取る(主語は自分にほぼ決まってるので)
2, 質問を読んでから、短くとも三時間は間をあける(冷静になる)
3, 「〜なんだけど」っていう文章があったら、なるべくその前の部分は削る
4, 質問者はともかくとして、読む人はそんなに自分には興味がないものだと自覚する
5, 相手を信じる

インタビューズに答えていると、好きな話以外でもどつい長文になってしまいます。削ってシンプルな短文にするコツなど教えてください。 - とみさわ昭仁インタビュー ( http://theinterviews.jp/akishito/1251167 )

以上

です。
ひさしぶりの更新なのでざっくりした感じでアレですが。

気が向いたらまた更新します。

学生は「一般人」ではないし、ブログが相手にする必要もないんじゃないか

一般的な話、になるけど。
http://d.hatena.ne.jp/gunzyou/20080414/p1
一般人はそこまでネットを使わない - (旧姓)タケルンバ卿日記
学生って視野が狭いというか日常のなかであんまりモノを見てない。モノを見る技術がないと言ったほうがいいかもしれない。なぜなら、まず興味の対象が定まっておらず、浅い。これの逆の、「興味の対象が定まっていて、深く突き詰める」を考えれば、そういう人たちが一般にマニアとかオタとか呼ばれ、ごく少数なのがわかる。学生というのはフラフラしているのが当たり前。これが社会人になればいくらか変わってくる*1。もちろん変わらない人は変わらない。





Webサービスとして学生を対象にするのがいいかというと、よくわからない。一般に彼らは非常に飽きっぽいので、「継続」とか「積み重ね」とかのキーワードが必要なものは向いていない。さらに言えば、彼らは実生活のコミュニティとの接続が強い*2(以下コミ充)ので、そっちにエネルギーを投入するのが当然で、社会人にありがちな孤独を感じることも少なく、ブログのようにネットのコミュニティと接続するようなサービスを必要としていない。ブログの先にあるRSSリーダSBMなんてもちろん圏外。当然メリットとか理解できるはずもない。それらを必要とする学生はやはり上記のマニア等のマイノリティ。mixiはネットのコミュニティというよりは現実のコミュニティを持ちこむのが前提なので、学生に必要とされている。


つまりネット上の学生は基本的にコンテンツ消費者だし、かといって広告で誘導するほどの経済力もない。ネットのコミュニティを必要としている学生なら、それなりに(若さゆえ)柔軟なはずなのでとくに想定する必要もない。
なので、たぶん長期的に見ると
・一般の学生を想定した改善・話題作り
とかはブログにはいらないんじゃないかなという気がする。必要があれば彼らはちゃんと順応するはずだし。ブログはコミュニティぽいものが作れる、継続できる・しやすいほうが大事だろうし、そういったマイノリティの学生も受け入れるコミュニティを充実させるほうが重要ではないか。


あとこれを一般人に敷衍すると、やはりコミ充の人というのはブログにはあまり向いていないのだろうと思う*3。だから「ネットに入ってこない人たち、とくにブログにも興味のない人たち」を敢えてネットに呼びこんだり、ブログ界隈に誘い込んだり必要はないのではないだろうか。そこまで範囲を拡げて考えなくてもいいのではないか。「たまに来る客より常連客を厚遇しろ」とまでは言わないにしても、たいして興味のない客まで呼び込むよりは必要としている客を大事にしたほうがいい気がする。
具体的には非コミ充のための居場所、つまりネットのコミュニティが「そこにあるんだ」ということを提示する、ということ。まぁはてな村とかはちょっと違うかもしれないけど。


ここで
「たとえば、サッカーが好きではない人も、スタジアムにまず来てもらうことでサッカーの面白さ楽しさをわかってもらうことが大事で……」
とか言う人もいそうだけど、ブログの面白さってのはそういうのとはたぶん違う。


とはいうものの、おれは非コミ充なオッサンとかお年寄りをもっとターゲットにすべきだと思うので、「ブログの敷居を下げる」ことには賛成です*4

*1:自分の時間が減って、興味の対象を絞る必要が生じてくるから。

*2:なんで学生がそうかというと、ごく近い年齢層、未分化の性質、自由になる時間の多さ、などが主な理由か。

*3:SNSのほうが向いている。

*4:はてブは敷居を下げるより、幅を拡げるほうが先かもしれないけど。

イラストで見る「はてなブックマークのトップページは迷宮」


はてなブックマークのトップページで
読書カテゴリの新着エントリ」を見たい
と思ったら、どうすればいいでしょうか?
はい、そこのオッサン。
「読書と書いてあるカテゴリリンクからたどれば行けると思います」
ブブー! はいスタートに戻る。
そんなに簡単ではありません。
なぜなら、はてなブックマークのトップページでは
「読書と書いてあるカテゴリリンクであっても、別々の異なるページへリンクされている」
からです。


以下、ふつうに辿るであろう手順を追ってみます。
字を読みたくないひとはイラストまで飛ばしてください。


最近の人気エントリー」をclick
はてなブックマーク - 人気エントリーhttp://b.hatena.ne.jp/hotentry
カテゴリが出てくるので、読書カテゴリをclick
はてなブックマーク - 人気エントリー - 読書(http://b.hatena.ne.jp/hotentry?cname=book
ブブー! 「読書カテゴリのホッテントリ」しか出てきません。
そこで、エントリ毎についているカテゴリをclick
はてなブックマーク - 人気エントリー - 読書(http://b.hatena.ne.jp/hotentry?cname=book
ブブー! 同じところに飛ぶだけです。


最初に戻って、やや下のほうにある「もっと見る」をclick
はてなブックマーク - 人気エントリーhttp://b.hatena.ne.jp/hotentry
上にある「最近の人気エントリー」と同じです。
その隣にある「過去の人気エントリー」をclick
はてなブックマーク - 過去の人気エントリーhttp://b.hatena.ne.jp/hotentry?mode=daily
日付別のホッテントリ一覧が出てきます。
ブブー! ここからの読書カテゴリについては上記と同じ挙動で、日付毎にすらなりません


つぎは下のほうの「注目のエントリー」をclick
はてなブックマーク - 注目エントリーhttp://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=hot
ここからは「新着 | 注目 | 人気 」を選ぶことができます(このページがすでに「注目」なので選べるのは「新着」「人気」の2つですが)。
で、「新着」をclick
はてなブックマーク - 新着エントリー(http://b.hatena.ne.jp/entrylist?url=http%3A%2F%2F&sort=eid
あと一歩ぐらいで届きそうです!
で、「読書カテゴリ」をclick
はてなブックマーク - 人気エントリー - 読書(http://b.hatena.ne.jp/hotentry?cname=book
ブブー!
なぜかまたさっきの読書カテゴリのホッテントリが出てきます。
めげずに、ブックマークエントリ中にある「読書」をclick
はてなブックマーク - 人気エントリー - 読書(http://b.hatena.ne.jp/hotentry?cname=book
ブブー! やはり同じ読書カテゴリのホッテントリ


最初のトップページ「注目のエントリー」に戻って、今度は「注目のエントリー」内にある「読書」をclick
はてなブックマーク - 注目エントリー - 読書(http://b.hatena.ne.jp/entrylist?cname=book
正解! ここでようやく、カテゴリ毎に「新着 | 注目 | 人気 」が選択できるようになります。
そう、同じトップページにあっても「人気エントリー」内にある「読書」と「注目のエントリー」内にある「読書」ではリンク先が異なるのです。なんだこれ。
しかも

でも、リンク先が異なるのです。


つまり正解は
はてブトップの「注目エントリー」エントリ内にある「読書」をclick→「新着」をclick
ということになります。ほかの方法ではたどり着けません。

わかりにくいので図にしてみた

ちょっとサイズ大きめですが(clickで拡大)。



一番下にあるのが、「読書カテゴリの新着エントリ」ページになります。正解にたどりつく道が一本しかないのがわかりますね。
右のほうを見るとわかりますが、「カテゴリ毎のホッテントリ」にリンクが集中しています。
「カテゴリ毎のホッテントリ」のどこが問題かというと、そこが「新着 | 注目 」を選ぶこともできない、どん詰まりの、ほとんど動きのないページだからです。初心者がここにたどり着いたら、おそらく
「なんだ、底の浅い迷宮だな」
と回れ右をしてそれっきりだと思われます。
はい、そこのオッサン。
はてブのカテゴリなんか役に立たないので使いません」
ブブー! 初心者はタグなんて知らないし、おそらくカテゴリから選ぶでしょう。検索しようとしても、その検索結果のわかりにくさ――なにこれ、ブックマークの検索じゃないの!?――に愕然とするでしょうし。

問題点

まずやってはいけないことは

  • 見た目が同じリンク表示・アイコンなのに、まったく違うページにリンクすること

でしょう。
上記の、「トップページのカテゴリリンクがそれぞれ異なるページへリンクする」こと、「同じ『注目エントリー』内にあるカテゴリリンクにも関わらず、異なるページへリンクする」ことがこれに当たります。
しかも親切なことに単なるリンクだけではなく、フォルダアイコンまで使っているのでこれはまさにトラップと呼びたいくらいです。
できれば次のような感じでリンクするのがわかりやすいのではないでしょうか(clickで拡大)。

トップページのカテゴリリンクも統一したほうがよさそうですが(イラストでは修正していません)。
さらに言えば、「カテゴリ毎のホッテントリ」ページにも「新着 | 注目 」リンクを設けるほうが親切な気もします*1


つぎに紛らわしいのが

  • 見た目が異なるリンク表示・アイコンなのに、同じページにリンクすること

で、トップページのバーにある



この「id表示がある部分(ようこそ〜さん)」と「ブックマーク」が同じリンクです(後者はせめて「マイブックマーク」とでも表記すればいいと思うのですが)。このふたつがすぐ近くで並記されている意味がよくわかりません。ついでに言えば「最近の人気エントリー」と「もっと見る」が同じなのも、紛らわしい。


しかしこれらはまだいいのです。
問題は「検索窓」です。こんなものがすぐ近くに二つある意味がさっぱりわかりません。「トップページ」を自販機と見立てて、「検索窓」をコイン投入口と見ると無意味さがよくわかると思います。はい、うろたえるオッサンが目に見えるようですね。

まとめ

はてブのトップページはビギナーというか最初に知った非ユーザーが接触するところです。
そこでちょっとあれこれ見て「面白そう」と思わせないと、客はすぐに帰ってしまいます。おそらく「なんかよくわかんね」で終わり、ホッテントリを見に来ることはあってもユーザーにはならないのではないでしょうか。もしかしたらドンキホーテ方式の陳列を真似しているのかもしれませんが、ドンキホーテだって2階には2階と書いてあるのではないでしょうか。
そしてユーザーが増えないことには村化ばかりが進み、それなりのメディアにはなるのも難しい気がします。


はてなブックマークではカテゴリを廃止するという話もありましたが、現在のような中途半端なまま放置するのが最善とは思えません。はてなの初心者とっつきにくさ、というのはこのあたりのインターフェイスの統一が_いまだに_なされていないところにもあるはずです。
はてなインターフェイスは初心者をあらかじめ淘汰しておくための仕組みなのですね、わかります」とでも書きたいところですが、そのはてブが初心者のダイアリーを拾ってくるために果たしている役割も大きいかと思うので、夏のバージョンアップに期待しつつ、もうちょっとなんとかしてほしいなあというエントリでした。

*1:注目のエントリー」のカテゴリ内でいいので。

ブログもそろそろ動画の時代らしいのでYoutube用デジカメを探します

最近のはてな界隈を見ていると、しばらく前は

が流行りのようでしたが、ここのところあちこちで

といったエントリが新しいトレンドとなっているようです(←目新しいものをトレンドと称して流行であるかのように装う手法)。
え? そんなに見かけない? いや、わたしが見ている範囲(ブログ宇宙)ではそういうトレンドなのです。眼はふたつだけど、見えているものはきみだけだ(だからなに)。


というわけで、Youtubeにアップするのに適したデジカメを探してみました。
条件としては、

  • 動画撮影用の2台目なので、安めのもの
  • 静止画の性能は不問(とくに問題はなさそうだけど)
  • Youtube向けなのでデジタルムービーカメラは除外

どうして動画用にもう1台必要かというと、動画と静止画を1枚のメディアに混在させるよりも管理が楽だったり、メディアを入れ替えるのが面倒だったり、容量の感覚がつかみやすかったり(要するに自分用メモ)。

EXILIM Hi-ZOOM EX-V8

CASIO デジタルカメラ EXILIM (エクシリム) Hi-ZOOM シルバー EX-V8SR

CASIO デジタルカメラ EXILIM (エクシリム) Hi-ZOOM シルバー EX-V8SR

ネットでは2万円台。
記録方式:MOV(H.264/AVC) 848x480
重さ:149g
長所:光学7倍ズーム*1、サイズ、バッテリ、起動・反応
短所:ホールド感、マクロ(10cm)、暗さにやや弱い
Youtubeモード搭載。最短2ステップでYoutubeにアップロード可能。
価格comレビュー→価格.com - カシオ EXILIM Hi-ZOOM EX-V8 レビュー評価・評判

PowerShot TX1

こちらもネットでは2万円台。
重さ:220g
記録方式:AVI(MotionJPEG) 1280x720、30fps
長所:HD画質、ホールド感、光学10倍ズーム*2、サイズ、バリアングル液晶
短所:バッテリ
価格comレビュー→価格.com - CANON PowerShot TX1 レビュー評価・評判

PowerShot S5 IS

ネットでは3万円台。
重さ:450g
記録方式:AVI(MotionJPEG) 640x480、30fps
長所:光学12倍ズーム*3、単三電池4本、マクロ、バリアングル液晶、ホールド感
短所:レンズカバー、重量、大きさ、電池蓋と兼用のメモリカード、暗さにやや弱い(ノイズ)
価格comレビュー→価格.com - CANON PowerShot S5 IS レビュー評価・評判

まとめ

  • EXILIM Hi-ZOOM EX-V8 → 常時持ち歩いて、アウトドアでのちょっとした撮影向き。写真を撮る感覚でさっと出してさっと撮るのに向いているっぽい。
  • PowerShot TX1 → 屋内屋外どちらでも可。ただ液晶を開く手間があるので、EX-V8ほどの機動性はない。
  • PowerShot S5 IS → 屋外に持ち出すにはそれなりの用意が必要。ただし12倍ズームは屋外向き

よりマクロっぽいものを撮りたい場合はTX1、S5 ISになるので、室内での立体造形撮影にはこのふたつが向いているかも。あとバリアングル液晶があると、三脚を使って小さなものを撮るときに変な格好をしなくていいので楽です。

ついでにインターバル撮影ができるデジカメのリスト

インターバル撮影というのは一定時間毎に自動でシャッターが切れる機能です。


立体造形、旅行など時間が長いものはそのまま動画にするよりはインターバル撮影でスチルを撮っておいて、それをあとで動画に変換するほうがいいでしょう。コマ落としの映像になりますが、独特のテンポがあって見やすくなります。他人の家族旅行のだらだら長いビデオを長々と見せられると早送りしたくなりませんか? スチルからの動画なら、最初から早送りで映像を提供できるのです!
引越の様子とか撮っても面白そうだし、凧にくくりつけて空からの撮影とかもできます(墜落して壊れても知りません)。


旅行やイベントの撮影などは、胸のあたりに固定して撮影することになりますが、下手にぐらぐらするムービーカメラの映像よりも見やすくなります(暗いところだとブレる可能性もありますが)。利点としてはほかに両手が空くこと、周囲に撮影を意識させないこと、なども。
あと立体造形の場合、手元が汚れている場合が多いので自動で撮影してくれるとカメラに気を遣わないで済むという利点があります。下のOptio W30などは水回りでもOK。


PENTAX

Optio W30 水深3m防水
撮影間隔:10秒〜99分
設定可能間隔:1秒単位(10秒〜4分)、1分単位(4分〜99分)
撮影可能枚数:2〜1000枚
撮影開始タイマー:0分後〜24時間0分後(1分単位)

Nikon

COOLPIX S50、COOLPIX S50c、COOLPIX S200、COOLPIX S500、COOLPIX S700
撮影間隔:1分〜60分
設定可能間隔:1分単位
撮影可能枚数:2〜100枚

RICOH

Caplio R5、Caplio R6、GR DIGITAL II、Caplio GX100
撮影間隔:5秒〜3時間
設定可能間隔:5秒単位

ペンタックスOptioシリーズとリコーの製品はだいたいインターバル撮影できるっぽいです。


静止画→動画に変換するソフトはたとえば
アニメーション制作ソフト-AnimeStudio-
などはMac版もあります。

そのほか



ちなみにYoutubeが対応しているフォーマットは

QuickTime(.MOV)、Windows(.AVI)、.MPG

ホーム | YouTube クリエイター

だそうです。

中でもお勧めのフォーマットは、640x480 の解像度で MP3 オーディオを使用する MPEG4 (DivxXvid) です。アップロードする前に動画をこれに合わせてサイズ変更しておくと、YouTube で再生した時にきれいに見えます。

ホーム | YouTube クリエイター



ではみなさんがより変態的な凝った動画エントリを上げることを期待しつつ。


[おもねりエントリ][ダイアリー市民復帰用エントリ]

*1:38mm〜266mm、F3.4〜F5.3

*2:39mm〜390mm、F3.5〜F5.6

*3:36mm〜432mm、F2.7〜F3.5

図解「世界のはてなブックマーカー」

「インターネットのなかに占めるはてなブックマーカー」というものを図にしてみた。


で、こんな感じに(clickで拡大:長辺921px)。



部分拡大。

……まだよく見えない。
一番左端の小さいところがいわゆる「はてな村」。
そりゃ、知り合いにはてなユーザー、ましてブックマーカーなんていないって!
いなくて当たり前。
ついでに日本人ユーザーに絞ってみる。

これで

「ネットやってる?」
「うん」
はてな使ってる?」
「うん」
はてなブックマーク使ってる?」
「うん」

っていう会話の成立がどんだけ難しいか、がわかる。


しかもこんなちっちゃいところで日々議論とか揉め事とか争いとか罵倒とかクネクネとか……!
→その狭いところらへんの図解(http://f.hatena.ne.jp/wetfootdog/20080312163230
だれ、「猫の額で喧嘩」とか言ってるのは。むしろ「猫蚤の額で喧嘩」ぐらいかも。

説明

世界のネット人口は10億ぐらい、日本は7000万人ぐらい*1はてなは2006年の発表で40万人*2だから倍増したとして80万ぐらい、ブックマーカーは2006年10月で6万人*3ぐらいで半年で4万増えるとして18万ぐらい、アクティブな目立つブックマーカーなんとなくこれぐらいかなあ感で500人ぐらい*4で計算。
はてなダイアリーも倍増してるとしたら、今は50万ぐらいかな。
例によって「だいたいこんなものかなイメージ」のためのものなので、細かい数字は適当。

[本文と上のイラストは関係ありません]

*1:2007年総務省発表にプラス。

*2:http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenapress/20060425/1145942577

*3:http://d.hatena.ne.jp/naoya/20061020/1161314770

*4:自分で認識できてるのはせいぜいこの半分かその半分ぐらい。