アメリカにも意外と自販機はたくさんあるけど……

自販機メモ。
日本の2003年末自販機普及台数(日本自動販売機工業会資料)は552万600台。
清涼飲料向けのものを除くと、ぜんたいに前年比でわずかずつ減少してます。
売り上げ総額6兆9427億円。
飲料自販機はやはり圧倒的に多くて、全体の47%を占める。
販売金額では

  • 1位 飲料 39.4%
  • 2位 たばこ 28.5%(台数では14.5%)
  • 3位 券類(乗車券・食券・入場券) 24.3%

となってて、台数では0.8%しかない券類の販売機が、飲料自販機の半分近くを売り上げています。
ちなみに食品販売機(ガム・キャンディ・パン・おつまみ・麺 ・冷凍食品・ア イスクリーム・氷他)は台数が2.2%、売り上げは1.4%。すくなっ。
日本は自販機が多いと言われますが、アメリカには772万台あります。人口比で考えてもそれほど少なくはないです。ただし売り上げ金額では日本の約74%。ぶっ壊れてるものが多いんでしょうか(偏見)。ではなくて、たぶん単価が低いんではないかと思います。
日本で自販機が目立つというのは街頭にある自販機が多いせいでしょう。アメリカではほとんど屋内設置だと思います。
日本とあきらかに違うのは

  • たばこ自販機の台数・販売額がかなり少ないこと(台数で1.9%、金額で2.8%)
  • 逆に食品自販機の台数・販売額がかなり多くて日本と比べて台数シェアで約10倍、売り上げシェアで約20倍*1

ちなみに飲料は台数で49.4%、売り上げで64.2%。
おそらくアメリカでは飲料・食品の平均価格が低く、また日本では比較的高価なたばこの売り上げの割合が高いせいで総額に差があるのでしょう。

またアレだ、金額だ。

さて売り上げ総額約6兆9000億円ていうと。
これより少ないもの。

  • 2004年度のNTTドコモの売り上げ高(約5兆500億円)
  • 2004年度中国の国防予算(約2.8兆円*2

多いもの。

だいたい同じ額。

  • 上海市GDP(2004年1月〜9月期)
  • 消費税収(平成12年度予算)
  • 総合化学大手 7 社の売上高(2002年度)
  • 一般診療医療費の65歳以上人口に使われた額(1989年)
  • 松下の売り上げ高(2001年度)
  • 韓国の行政首都移転費用(野党試算額
  • ドイツが戦後40年間に支払った補償金
  • アメリカの農産物輸出総額(2004会計年度)*3
  • 国内スーパーマーケットの飲食良品販売額(平成14年)

いわゆる券売機の売り上げ約25%を除いても、すごい額ではあります、自販機。

またビルゲイツ

自販機は電気をバカバカ使っているらしい。

年間消費電力量 78 億kWh、国内年間総発電量の0.8%、大型発電所約 1 基分に相当。飲料自販機 1 台当たりの年間消費電力量は、2,542kWh、平均的家庭 1 世帯当たりの年間消費電力量の約 7 割に相当。

コンビニが増えてるから、減らしてもいいかも。

おまけ。

平成11年〜15年のソフトドリンク種類別売り上げ推移をカラフルなグラフで。
ソフトドリンク品目別生産量の推移
トマト↓野菜↑豆乳大幅↑。

*1:台数で22.5%、金額で29.7%。

*2:もうすこし多いという説あり。

*3:ちなみに牛肉輸出額は9700億円(87億ドル)→これは間違い。数字は「対日」ではなく「対外」のもの。対日は8億5400万ドル(2002年)。現在では1600億円ぐらいという数値もあり。