だれかタグのすばらしさについて熱く語ってください。
タグについて書かれたものを読むと、面白いな、と思います。
けれども最近の、タグタグタグタグ言ってるブログや日記を読んでると
「ほんとタグなんてべつにどうでもいい」
という気になってきています。
というのも、はてなブックマークについてタグがどうこうという話は、ベータリリース直後にTEXTOCEANでこんな話とかこんな話があって、また今さらな感もするし、タグ云々については毎回のように
「拡張されたカテゴリか。使わないな」
という感想しか持てなくて*1、そのすばらしさをだれか(当然、その必要性を強く説くひとたち)が説いてくれるかと思いきや、
キーワードでは自作キーワード禁止の動きとかあるけれども,タグはあくまで利己的であって自由につけられるが,禁止をするまでもなく,パワー・ローが働いて多くの人がつけるタグはますます多くの人がつけるのであまりつかわないようなタグは自然と情報の海の底へ沈んでいく。
なんて書いてあると(強調は引用者)――実際に「沈む」のかどうかなんて知らんですが――、ますます
「へ? パワー・ロー? タグってそんなもんなの? なにそれ、『自動でつくカテゴリ』が『半自動でつくカテゴリ』になるってことじゃん。どこがフォルクソノミーなの」
という気になってくるわけです。
Taggingについて、はてなブックマークとほかのソーシャルブックマークサービスと比べることはたいして意味がない。そういうふうに横断して論じる意味がないのではなくて、横断しないで論じるという視点がないというところで「意味がない」のです。
「ソーシャルブックマーク」と名付けてあるわけで、後発サービスの常として、先行したサービスによって定義された「ソーシャルブックマーク」という言葉によって解釈されるのは当然のことなわけ。
「当然のこと」だけれど、当然のあとに当然がきて「はぁ。当然ですね」という結論からでは「それじゃはてなブックマークはどういうのが合うの」という話は見えてこない。それとも
「そんなのは開発者が考えればいい」
ってことでしょうか。
お願いします。
だれかタグのすばらしさについて熱く語ってください。
はてなブックマークにわたしが「タグ不要」と思う理由としては
- 今ひとつ必要を感じない
ということのほかに、
- すでにキーワードがその代替として存在する
ということ、さらに「ソーシャル」という意味では
- ブックマークしている数が表示される
- コメントが表示される
というあたりがすでに機能している*2ので、
- これ以上ふやさなくて、それこそ「ライトユーザー向け」でいいんじゃない?
という感じなのですが。
もう一度お願い。
だれかタグのすばらしさについて熱く語ってください。
できれば語尾に「ッ!」とかつけて*3。