悪魔のようなはてな

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RSSもアンテナもいっぱいいっぱいになりつつある。
それぞれを使い分ける意味もよく分からない。
あと、はてなはてな言い過ぎる自分がいやになってきた。山にいって首吊ってその状態で羽ばたいて湖を渡ってゆきたい。白サギだよ、カンパネルラ。あの木の下に死体がたくさん埋まっているんだね。


ところでなぜわたしが湖を羽ばたく羽目になったかというと、そもそも「はてな」がとても浸透しやすい名前だからだ。
もう一度小声で言おう。
……だからだ。
はてな」のいったいだれが「はてな」と名付けたのかは知らない。その裏にネットの暗黒面を牛耳ろうというもくろみがあったのかどうかも知らない。いや知ってるけど、ちょっとここには書けない。
もちろん小声でなら言えるさ。
よく聞きなよ。
……だからだ。


しかし一見ありきたりで地味で色彩に乏しいこの「はてな」という言葉は、その特徴を逆に生かしつつひとびとのネット☆生活にどんどん浸透していきました。
はてな】にまつわる言葉をちょっと思い浮かべてみてください。
はてなヘッドライン、はてなシュランはてな村はてなのおかず、はてな亭、裏はてなはてなモデレータ、はてなオデレェタ、はてな脳、はてな百鐵、はてな放蕩ライフ、はてなセクシーライフ、ねえさんはてなです、はてな浪人、はてな中毒はてな宴会部長、はてな暇すぎる職人集団、はてなライフ、白はてな、青はてな、黒はてな……*1
はい、早口で。
はてなはてなはてな。白はてなはてなはてな


そう、いつの間にか「はてな言葉」*2があなたの生活、あなたの脳髄、あなたのポケット、あなたの洗濯しわすれた靴下にまですっかり浸みこんでいるのです。
夢に見るあなたの妻は
「お帰りなさいあなた、お食事ですかお風呂になさいますか、それとも……はてな?」
などと言うのではありませんか? そんな夢想からあなたは抜け出すことができますか?
まさしく「はてな汚染*3」!


最近目撃した、そのもっとも顕著な状態に陥ったはてなユーザーの日記から、一部を紹介しましょう。
●nothing but trouble(http://d.hatena.ne.jp/send/

そうだ!その通りだ!
昔だったら、「戯言」とか「Web」で済ましていたのに、最近の俺のエントリのタイトルを見ろ!分類が「はてな」だ!タイトルにも、「はてな」とか入ってる!しかも、禁忌としていたはずの煽りタイトルだ!恐ろしい。俺ははてなに魂をうってしまったのだろうか…。

なんという懊悩でしょうか。ほとんど19世紀ロシア文学を読んでいるかのようです。
一ユーザーにこのような状態をもたらすとは……。
悪魔のようなはてなです。


ああ恐ろしい。
汚染から逃れるには腐海に身を沈め(プライベートモード)、数百年(ネット時間。リアルでの一週間)ののちにふたたび生への孤独な活路(リファを頻繁にチェック)を歩まねばならないのでしょうか。われわれにとって夜明けはいつも遠いのでしょうか。




街を歩いているときに横断歩道でぼんやりしてたら、
[横断][信号][車線]
とかタグが頭に浮かぶわたしは相当はてなにやられていると思いました。このまま歩いて最寄りの動物病院へ行き、入院しようと思います。


あ、あそこってPC使えるのかな?

*1:一部、はてな脳による想像が含まれています。

*2:これも「はてな言葉(←これも『はてな言葉』だ!)」だ!

*3:これも「はてな言葉」!