名刺化するブログ

長くなったのでこっちで。
ネタもと。
●ARTIFACT@ハテナ系 - ネット上の礼儀問題
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060329/netpropriety

「面倒を省く」プロトコルとしての礼儀

前に書いた気もするけど書いてない気もするので。
以下はネットでの話。
とりあえず、

  • 見ず知らず同士であって、
  • かつ双方にそのあと継続してやりとり(通信)をする意志がある場合は
  • 最初にやりとりするための手続き言語(プロトコル)が必要

で、プロトコルが不要であるのは

  • やりとり(通信)の持続性を要求しない
  • 相手とのやりとりに重きを置かない(自分のやり方を通す)

などの場合になる。
(このへんまでは加野瀬さんところと重複するというか、簡単まとめ)


つまり、礼儀作法っていうのはお互いにやりとりするための共通言語(プロトコル)みたいなもので、相手のことがわからない場合はそうするほうが面倒が少ない。
しかも「プロトコル使います」と宣言してやりとりする、というのはあらかじめ「自分のやり方から一歩引いてみせる」ということでもあるので、プロトコル使うだけでも印象がよくなる、という部分はある。全部ではない。
礼儀が必要、というのはつまりは「こっちも一歩引くからオマエモナ」ということでもあり、「お互いにそれで面倒を省こうよ」的発想とも言える。
で、オレ様的なひとは「そういうの面倒じゃん」と言って相手の面倒を増やす。プロトコルは相互に用いられなければ意味がない。したがって、「礼儀を欠く」と

  • めんどくさいひと
  • 言い捨てか

と思われるというマイナスがある。そのマイナスを排除していい場合は礼儀がなくてもいい、ということになる。

名刺化するブログ

ただはてなのように自分のidがある場合は、ダイアリーへと簡単にたどれるidそのものが名刺代わりみたいなところがあるので、このあたりのやりとりは簡略化される傾向がある気がする。
これはidをブログなどに置き換えても同じ。ブログなりダイアリーを見れば、そのひとのキャラクターや背景がそれなりにわかるので、たとえばかつてのパソコン通信ほど初対面の相手が見えにくいということはなくなってきているのではないか。
このあたりは匿名との絡みでいろいろある気がする。


一般社会での礼儀はまたお互いの関係というものが複雑になる(あらかじめ立場がわかっていて接触することが多い)ので、話は別。


[短い][いろいろ]