ブログエントリのための4つのささやかなメソッド
ブログを書くときに、こういうふうに考えて書いたらこんなことになるかもしれない、という絵解きをしてみました。
50%メソッド
- てきとうに半分ぐらいの感じで書く
ではなくて、
- あらかじめ限られた時間内にできるだけのことを掘り下げて書く
- 時間を過ぎたら、半分ぐらいの出来でもアップする
ということで、脊髄反射でがんがんアップすればいいというものではないです。
それなりの工夫とか掘り下げが必要。つまり
- きれいに食べると、食べかけでもうまそうに見える
ということでもあります。
- 6万もするゲーム機なんてだれが買うんだ?
というエントリではだれも食いつきませんが、
ぐらいなら「だいたいの分析」でも食いつくひとが出てきそうです。
ヤマアラシ効果
- 弱みを見せまいと過剰な防御をするとだれも寄ってこない
ではなくて、
- 防御を通りすぎて攻撃的になると、かえって目立ち過ぎ、攻撃を誘発する
ということです。
この場合、「わあなんだなんだ、面白そうだな」というたいして悪意のない野次馬まで、書き手から見ればすべてが悪意ある攻撃者に見えてしまいます。よくあるように
ということになって、さらに攻撃的になったり無用な精神的ダメージを受けたりしがち。
ただ、このやり方をあえて採ることで「一気に注目を集められる」というふうに考えることもできます。もっとも天然の怒りっぽいひとは、あとあと方針転換が難しいと思うのであまり向いてないかもしれません。
蛇足メソッド
本文が長いほど、蛇足はカウンターとして効果があります。
なんの効果かわかりませんが。
- ほんとは蛇足の部分が書きたいときに。
- キツい一言も、蛇足の部分におさめれば全体の割合からすればあまり毒が強く作用しませんが、インパクトが弱まりすぎるということもありません。
- 強引に話を結びつけたいときに。
- すこしぐらい蛇足が長くなっても、だれも気にしません。ただしあくまで蛇足なので、話題はつながっていても、結論はべつに用意しましょう。
シリーズ効果
エントリ末尾に「その1」「第一部」とか書いてあると、なんとなくつづきを期待してしまいます。読み手の期待を事前に煽るわけです。また
- コース料理だとわかっていれば、前菜が少なくてもだれも文句を言わない
のと同じで、エントリがやや薄味でもOKです。
ただし
- 長くつづけるとすぐ飽きられる
- 書くほうも飽きる
- 最初から2つ目、3つ目あたりまでは構想を練る必要がある(高コスト)
- 1つ目でコケるとかなり悲しい
などの短所もあります。
つーかさ、
メソッドはメソッドメソッド言ってるのが楽しいのかもね。
[適当に絵を描いてから文章を考えるメソッド]