RSSリーダーはコピー紙の束を読んでるような感じがする

最近はおもにRSSリーダーで読んでて。ときどき前後もまとめて読みたいときとかサイトに飛んでから読むんですが、あぁこんなふうだったんだ、とかこういうふうに変わったんだ、とかいろいろ面白い。


RSSリーダーで読んでるときにときどきひどく味気ない気分がするときがあって、たぶんそれは本とか書類をコピーした紙の束で読んでる気分に近いからかもしれない。
書籍の場合、装幀から紙質、フォント、文字詰め行間隔に至るまでがすべて触覚(手触り)や視覚をとおしてそのコンテンツの雰囲気として伝わってくるというところがあるんですが、Webサイトについても、その見た目のあれこれ(色遣いやフォントの大きさやあれやこれやの装飾や見せ方)というのはそのへんをなぞるところがあるんだろうなという気がするわけです。
で、たぶん書籍にも「そのへんの雰囲気はどうでもよろし」なものもあれば重要なものもあるのと同様、Webサイトというのもそうなんだろうなという気がする。とするとRSSリーダーは、いくばくかの大事なものを削り落としているということになるのだけれど、そのあたりがもしかしたらRSSリーダーがまだまだ普及しない原因のひとつかもしれない*1


そのあたりはまーあくまでツールなので、一本に絞る必要もないし――とは使う側(読み手)の考えですが、書き手はRSSで読まれることをどういうふうに思ってるんだろう。いずれは「コピー紙で読まれる」ことを前提にしたようなあっさりしたデザイン、ほとんどモノクロみたいなものばかりになるんだろうか。ならないと思うけど。デザインを選ぶという時点でひとつの選択として「コンテンツの装飾」が行われてるわけですが、そういうものはどういうふうに変わっていくんだろう。


と、そのあたりをはてなでふだん、ダイアリー(おもに日記)+アンテナという組み合わせで常用されてるひとたちはどういうふうに考えてるんだろうなーとか思った、ぼんやりな夏の夜でした。


[ぼんやりサマー]


*1:もちろんはてな圏の「アンテナによるあいさつ(リファ)文化」みたいなのはアンテナ→RSSリーダーへの移行を妨げていそうではありますが、それはRSSでも代替可能だし。