ローコスト恋愛にmixiのコミュニティは向いているという話

恋愛至上主義」という言葉が使われるのは世間の風潮というか流れというかそういうものがあって――ということなんだろうけど、

  • 恋愛というのはかかるコストの高さゆえに生活全般に最優先されがち(もしくは優先事項として生活のほかの部分を圧迫しがち)

というのは昔から変わっていないはずなので、生活が大変だったり、恋愛にコストかけられる貴族っぽいひとたち以外(つまり庶民)はわりとローコストでやっていたのではないか。
つまり

  • 恋愛至上生活(恋愛自由生活者
    • 貴族的生活者
  • ローコストな恋愛生活(恋愛不自由生活者
    • ふつうの生活者

みたいな*1
生活時間で考えてみます。一週間とかの。
恋愛投入時間
労働とか睡眠の時間はあまり削れません。
恋愛至上生活を送るひとはあまり自由な時間(趣味など)を削ると、話題などの面で恋愛生活が困るのでわりとこのあたりは確保しつつ

  • 食事の時間は恋愛投入時間に組み込む
  • 場合によっては睡眠時間も

などにより、生活に必要な時間を削りつつ恋愛に投入する時間を増やしていきます。逆に言えば、恋愛はどうしても生活時間を圧迫するものなのです。そのへんをうまくやりくりできるようなひとでないと恋愛自由生活みたいなことはしにくい。そのつもりがないひとはローコストな恋愛生活をめざすべき。
また一般に自由な時間を趣味などにあてたとしても、自然と恋愛に投入する時間は減っていきます。となるとますますやりくりが難しい。その場合、最低限の恋愛時間・エネルギーを確保しつつ、ローコスト恋愛を目指す、ということになります。


現代はこれらのスタイルが個々人のなかに入り組んでいるせいで、

恋愛不自由者はいろいろと圧迫を感じるわけです。一般にひとは華やかなほうにひかれるから、前者の恋愛至上生活を求めるひとも多い。後者が前者とつき合うと大変だ。
となると後者は後者同士が――となるとグー(死語)ってことなのかもしれないけれど、そこは恋愛不自由者なので、なかなかうまくはいきません。かつてはあったらしい

  • 地縁血縁
  • おばさんが勧める見合い
  • 友だちの妹萌え

などの出会いが激減した現代社会は、ローコストの恋愛には厳しい。たとえばお見合いサービスというのはそのあたりを市場にしているっぽいのですが*2


ではローコスト恋愛者はどうふるまうのがベストなんだろう?
それはおそらく

  • いかに効率よく恋愛にエネルギーを使うか

であって、その選択肢を排除することではない。恋愛至上生活を受け入れなくても、ローコストな恋愛を模索するという道があるはずです。


蛇足なつづき

ということは恋愛とか出会いとかを全面的に押し出しているサービスは不向き。
たぶん男女比率にあんまり著しい偏りのないコミュニティに属するのがいい。
そんなコミュニティを見つけるのが困難な世の中。というか見つけるためにコストをかけてはダメだ。なので「コミュニティは適当に見つくろって入れ」ということになる。あれこれ好き嫌いをならべた挙げ句に自分のアイデンティティをモロに投影するようなコミュニティを選んだりしては最悪だ。ふだんから「ちょっとぐらいは興味があるけど」ぐらいの趣味とか遊びとかを自分で知っておくこと、そこに参加してみること、そして期待しないこと。ローコストなんだからローリターンであることを忘れてはいけない。


――というぐらいしか今のところ思いつかないけど、「ちょっとした」コミュニティに参加するのって悪くないかもしれない、恋愛とかだけでなく。
そしてそれらの敷居を下げるという意味でも、

  • コミュニティが豊富
  • それなりに参加者のプロフィールを知ることができる
  • 時間などの点でもローコスト

というmixiは、けっこう便利な場所なのかもしれません*3


*1:ちなみに「貴族的生活」というのは生活レベルとは関係ありません。たぶん生活スタイル。生活エネルギーをどんだけ恋愛に投入するか、という差のこと。

*2:まちがって恋愛自由者がお見合いサービスなどに参加すると、そこは前記のように「恋愛不自由者のためのコスト削減の場」でもあるので、ガッカリしがち。また結婚至上主義者も混ざるので場が不透明ではある。

*3:もっとも「露骨に出会いを求めて参加するユーザー」は嫌われたりするらしいので、気をつけないとそのへんで揉めたりとかもありそう。mixiのコミュニティをよく知らないんで適当。まさかここを読んで「そうかmixiは出会い系か!」とか思うひともいないと思いますが。そういう側面もありますけど。