亀田まとめ

試合後の雰囲気の記録、ということでネットの記事を集めてみました。書き方がわりとふつうでない感じなので。
強調は引用者による。

一般紙

亀田選手が新チャンピオンになったことを告げるアナウンスが流れると、歓声とともに「えーっ」という驚きの声が上がった。

ランダエタ選手は試合を終えると、勝利を確信したように陣営が肩車したが、結果を聞くと、何度も首を振ってぶぜんとした表情。「亀田は弱い。ボクサーとしても人間としても、もっと成長しなければならない」と不満をぶちまけた。

テレビで観戦した元WBCライト級チャンピオンのガッツ石松さんは開口一番に「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、ランダエタが7ポイントもリードしていたという。

「もちろん私が勝っている。リングの上で亀田は分かったと思うが、彼は、ただの子供だ

亀田に新王者の喜びは薄い。力が及ばなかったことを、誰より自覚していたように思えてならない。

金沢会長自身は「判定はドローかと思った。11、12回は相手に完全に取られていたが、前半の貯金で勝てたのではないか」と見る。「亀田は苦戦したが、よく頑張った。楽に勝てなかったことは、今後のためにいい経験になったと思う」と話した。

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信じられない判定だった。亀田が新王者となったが、試合内容は完敗だった。

亀田選手の判定勝ちが決まった直後、読売新聞にも、多くの読者から、すっきりとしない試合の結末に不満を寄せる意見が多く寄せられた。

TBSの広報担当者は「判定がおかしいのではないかという苦情と、番組開始から試合まで時間がかかったことについて苦情があった」と話している。

最上階の席は亀田選手側の意向で、タイトルマッチとしては異例の1席500円。

2―1と割れた判定は、どんな作用によってもたらされたかは不明だ。しかし誰が見ても、負けたと思った選手の「勝利」は、ボクシングへの信頼性を損なう。

しかし3人のジャッジの判定は2人が「亀田勝ち」、1人が「ランダエタ勝ち」。リングサイドの専門家からは「日本ボクシング史上に残る不可解な判定」の声が上がった。

 ただ「知り合いか」という問いに「全然、知らないんだけど」と苦笑いしていた。

スポーツ新聞

同通信は「ファン・ランダエタベネズエラ)が終始、試合を支配したが、チャンピオンベルトとともに会場を去ったのは日本の新星だった」と報じた。

1回終了間際に、強烈な右フックをもらいプロ入り初のダウンを喫した。しかしゴングに救われ、自コーナーに戻ったところでセコンドの父史郎氏から往復ビンタをくらい奮い立った。

http://www.nikkansports.com/battle/kameda/f-bt-tp1-20060802-69713.html
(テキストによる試合経過)

見たか、炎のパンチ645発!! 世界戦に初挑戦した「亀田3兄弟」の長兄・興毅(19)が、フアン・ランダエタ(27)に2−1の僅差判定勝ち、王座をつかみ獲った。

そのぶん、興毅と大毅がトレーニングに寝坊したときには、タンスを投げつけるなど激しく叱責した。3兄弟はそんな父を「宇宙人」と呼ぶ。

マイクを握って、そう叫ぶと、興毅は史郎氏の腰にチャンピオンベルトを巻いた。親子の長年の夢がかなった最高に幸せな瞬間。そして史郎氏は興毅を肩ぐるまし、2人でガッツポーズ。

3人のジャッジは、全員が11回をランダエタ、最終12回も金氏を除く2人がランダエタのラウンドとした。数字上は興毅が逃げ切った展開だ。だが、判定のポイントはこの最終回の金氏。金氏が他の2人のジャッジと同じ採点なら、試合は引き分けだった。微妙な判定を物語る採点だった。

通信社

亀田は低迷するボクシング界の救世主だ。テレビの高視聴率が物語るように人気は全国区。若い女性を中心にファン層を掘り起こし、観客の閉鎖的なイメージを一新させた貢献は大きい。この日も入場券1万5000枚は完売。

だが、中立であるべき世界の統括団体が事前にこのような準備をしていたこと自体、見識を疑われても仕方ない。



かなり厳しい見方の多い一般紙に比べて、スポーツ新聞はあまり否定的な書き方はしてないという印象。