ブロガーは一度ブロガーになったら、ブロガーでありつづける

もしあなたがブロガーなら、ブロガーとしてこんな一生を送ることになるのかもしれません。

  1. ブログを発見します。ここでほかの枝にmixiなどの果実を見つけてその虜になり、地上に降りてこなくなるひともいます。危険と波乱にみちた地上に降りてくる決意をしたあなたをほめるひとは、まだいません
  2. とりあえず機能はよくわからないままにブログをはじめます。まだ小猿ブロガーのあなたはむやみと雄叫びをあげたり(トラックバック)、フンをまき散らしたり(コメント)、さまざまな迷惑行為をしますが、だんだんとそれもおさまることでしょう。とくに餌を見つけることもなく行き倒れるブロガーが多いのもこの時期です。
  3. 3ヶ月から半年ほどすると、なんとなく独り立ちできるようになります。二本足で歩いても(連日エントリを上げても)とくに苦痛には思わず、むしろ楽しくなってきます。発作的にブログの見た目やカテゴリをいじって後悔したりします。
  4. 1年ほどすると人間ブロガーとして周囲も扱ってくれるようになり、コミュニティ(らしきもの)に片足を突っ込んでみたりします。あなたの脳の空いている部分はぜんぶブログのことで埋まります
  5. 2年から3年も経過すると、すばやく老化が忍び寄ってきます。「書くことがない」「3ヶ月ぶりの更新(笑)」などとぶつぶつ独り言を話すようになり、ほかのWebサービスや若いブログの色香に迷うことしばしば。「もっと違う自分があるにちがいない」と信じて、サブブログを飼うようになります。
  6. 更新を停止するか、閉鎖するかして、地上から姿を消します。過去ログを読み返したときの衝撃の度合いによって、閉鎖か放置かは決まるようです。
  7. 世の中にはネタをネタと思わずに跳びかかってくるひとたちがいます。ネタと書いていても襲いかかってくることさえあります。独り立ちして間もない時期が一番危ない時期かもしれません。白馬にまたがってうんこの投げ合いに踏みこんでいかないようにしましょう。
  8. サボリ癖がついて、ネット全般からも距離をとります。居眠りのつもりが永遠の眠りになってしまい、このままフェードアウトすることもあります。
  9. サボりつつも定期的にネットにアクセス、エントリを上げたりします。「つかず離れずが長生きの秘訣」と思っているようです。
  10. 気がついたらサブブログのほうが人気に。本サイトのほうはすっかり放置。
  11. とくに珍しいことではありませんが、ブロガーが蘇ってくる場合もあります。彼らの多くは「以前やってたサイトで――」と、生前の記憶をぼかして語りたがりますが、ゾンビなのでしかたがありません。いずれまた新たな(目新しい)Webサービスが始まったときには大量のゾンビもまた生まれてくることでしょう。

もしかすると、ゾンビであることがブロガーの本質なのかもしれません。サブブログのほうにも書いたのですが、引用しつつ手を加えると、

ブロガーというのは一度ブロガーになったら、あとは「もう書かない」と宣言してネットから離れたとしても、そのひとはその先ずっとたんに「書かないブロガー」であるだけ

なのではないだろうか。
もちろんブロガーというのはただの呼び名に過ぎないのですが。